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先輩レジデントからのメッセージ

群馬大学医学部附属病院 救命救急センター シニアレジデント

荒巻 裕斗先生

Q1、現在の研修病院に決めた理由を教えてください。
臨床研修病院を選ぶ際の基準としては、①自分の診療行為に対して正しいフィードバックがもらえる病院、②医師としての基盤を身に着けられる病院の2点を重要視しました。
群馬県に帰ってくることは決めていたので、市中病院を含めたいくつかの病院を見学しましたが、上記ニーズに加え、県外大学出身者のため興味のある科の医局の雰囲気を知るには大学病院が最適であると考え大学病院に決定しました。
救急科の専門研修先として群馬大学に決定した理由としては、3か月間初期研修で救急科を回った際に非常に雰囲気がよく、自身の成長を感じられたこと。医局員の人数は少ないですが、一人ひとりが一生懸命働いており、今後どんどん成長できる集団であると感じたからです。
Q2、現在はどのようなことを主に行っていますか。
現在は救急患者に対する外来業務やドクターカー業務、また入院中の患者管理を行っています。当科は非常に医局員同士の距離が近く、また上級医は常に自分がオーバーワークになっていないかを見ていてくれているため、非常に心地よく専門医研修を行えています。
充実度は非常に高く、救急科という特性上、他科ではなかなか導入できないチーム制やオンオフのはっきりしたシフト制などが敷かれています。仕事の時間は濃度が濃く、帰宅後は呼び出し等のないストレスフリーな生活を送れています。そのため、その日にわからなかったことや疑問に思ったことを退勤後に調べることができ、臨床診療と自己研鑽の両立ができています。
Q3、医学生へのメッセージをお願いします。
群馬県内の病院は研修医を非常に大事にしている病院ばかりであると感じています。
私は他県医学部出身ですが、研修医のイメージは毎日日が変わるまで仕事をし、朝は日が昇る前に病院にいるというものでありました。
しかしながら群馬県内の研修病院はオーバーワークを強いることなく、自己研鑽のための時間や自分・家族のための時間を十分与えてくれました。
勉強時間や自分自身のための時間を大切にしつつ、充実した研修生活を送れる。それが群馬県の研修病院だと考えています。みなさんもぜひ、一度群馬県の病院に見学に来ていただき、自分に合った病院を探していただけると私もうれしいです。
また、群馬大学救急科では他病院からの研修も人数に限りはありますが受け入れています。3次救急に興味のある方や、救急スピリットに触れてみたい方などいましたら是非お声掛けください。