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ぐんまの医師

桐生厚生総合病院 産婦人科

嶋田 亜公子 先生

経歴: 1981年 桐生市生まれ
2006年 群馬大学医学部医学科卒業
2006年4月〜2008年3月 桐生厚生総合病院にて初期研修
2008年4月〜 群馬大学医学部付属病院産婦人科に所属
群馬大学医学部付属病院、伊勢崎市民病院、高崎総合医療センター、群馬県立小児医療センター、原町赤十字病院などの勤務を経て、
2013年4月〜 桐生厚生総合病院にて産婦人科常勤医師として勤務
関連リンク kikaku01@kosei-hospital.kiryu.gunma.jp
Q1、今の仕事で、誇りに思う瞬間はどんな時ですか?
月並みですが、患者さんに「ありがとう」と言われたとき、患者さんが元気になって退院されていくとき、など。
また、産婦人科ですので、通常では一生に何度も立ち会うことのない出産の場面に日々携われることは誇りであると同時に、何度経験しても感動を覚えるものです。
それから、出産とは正反対ですが、人の死に向き合うという経験、それにより患者さんと共に生を考えるという経験も非常に貴いものだと感じています。
Q2、群馬で働くことの魅力についてお聞かせください。
私自身が地元の出身ですので、友人や知り合いの診療にあたるという機会も少なからずあります。
産婦人科という特性上、お互い気まずい思いをすることもありますが、それ以上に感謝されることも多く、直接的に地域の人々のお役に立てているという実感を得られ、充足感もあります。
また、群馬の特に田舎のほうは、患者医師関係というものが非常に良好で和やかであると感じています。
Q3、今後はどのようなことを目指していきたいとお考えでしょうか。
自分自身が“女性である”という立場を生かして産婦人科に進みたいと考えましたので、群馬の女性が健やかに生き生きと生活できるように、妊娠や出産に限らず、全生涯を通じてお役に立てるよう、様々な場面で関わっていければと考えています。
子宮がん検診の普及や、妊娠出産についての正しい知識などの啓蒙は、急務とも感じます。
Q4、医学生へのメッセージをお願いします。
「学生時代の成績は、医者になったら関係ない」ともよく言われますが、成績不良であった私としては、“やっぱり勉強も大事”だと思います。
勉強だけでなく、部活や、バイト、旅行など、若い時だからこそ経験できること、興味のあることはなんでもやってみること、そうやって人間の幅を広げることが将来にも役立つのではないかと思います。
そして、一人でも多くの医学生が産婦人科に興味を持ってくれれば、と願っています。
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