群馬県は関東の北西部に位置し、北は福島県と新潟県、西は長野県、南は埼玉県、東は栃木県に囲まれた内陸県です。東京都心部までは新幹線で最短で50分ですので、日帰りで東京観光することもできます。
詳しくは「アクセス」をご覧ください。
群馬県は関東地方と信越地域をつなぐ交通の要衝です。平成23年3月に北関東自動車道が全線開通したことにより、南北軸である関越自動車道と東西軸である上信越自動車道及び北関東自動車道による高速道路の十字軸が完成しました。この結果、日本海から太平洋、東北から中京・関西を結ぶ交通の要衝として大きな役割を期待されています。また、新幹線においても上越新幹線と長野新幹線が既に開通しており、群馬県の高速交通体系は恵まれた状況にあります。
また、根強いファンを持つ特色ある鉄道や楽しめる道路も数多くあります。群馬県の道路や鉄道などを利用しながら、ぜひ豊かな自然や魅力的な景観などを楽しむことできます。
さらに、群馬県内には楽しめる道路が数多くあります。
- 川のせせらぎなど自然の魅力を感じて走る「サイクリングロード」
- 自動車の走行音が道路の溝に反響してメロディーを奏でる「ぐんまメロディーライン」
- ドライバーの休憩や地域の多彩なサービスを提供する「道の駅」
- 魅力的な景観や多くの観光スポットのある「浅間・白根・志賀さわやか街道」
などがあります。
とくに、サイクリングロードの一つである利根川自転車道は、埼玉県管理のサイクリングロード等と繋げると群馬県渋川市から東京ディズニーリゾートまで、河川沿いのサイクリングロードとして日本一長い約170キロメートルの自転車道となります。
群馬県で行っている特色ある政策をいくつかご紹介します。
群馬県では、中学校を卒業するまで、県内どこに住んでいても、自己負担なしで入院・通院ともに医療を受けることができます。医療費の助成制度は、すべての都道府県で行われていますが、所得制限や受診時の負担がない中学生までの完全無料化は、全国でも群馬だけの取り組みです。
群馬県では、がんに対する世界最先端の治療を行う重粒子線治療施設を、群馬大学との共同事業として群馬大学医学部附属病院内に整備し、2010年6月から先進医療として一般向けの治療が開始されました。この施設は、日本で3カ所目、大学病院に設置されるものとしては、国内初になります。
群馬県では、「県民のいのちを守る」という使命のもと、心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センターの4つの病院を設置しています。各病院はそれぞれの疾患に特化した専門病院として、高度な医療を提供しています。
※県立4病院は原則予約制です。受診を希望される方は、あらかじめ電話で診療日時の予約をしていただき、診療当日は主治医の紹介状をお持ちください。
群馬県では、「ぐんま型食育」として、より多くの人が気軽に食育に取り組みやすくするために「楽しくてわかりやすい」をモットーに、全国でもいち早く、すぐに活用できる子ども向けの食育教材を独自に作成していることが特徴です。家族の大切なコミュニケーションの場である食卓を囲み、子どもたちに食の大切さ、楽しさを伝えるために、毎月19日を「家族でいただきますの日」とし、食卓からはじめた「食育」を生涯にわたり「つづける」ことを目指しています。
群馬県の各地域の自立促進と活性化を支援し、持続的にはばたける地域づくりを図るために、県内の高速交通網(関越道、上信越道、北関東道、東北道)を補完する7つの交通軸を強化する構想です。これにより地域連携(時間短縮)を強化し、それぞれの軸に求められている機能(工業・農業、観光、救急・救命、防災、日常生活)を向上させることを目指しています。
尾瀬は、美しい自然と貴重な生態系を持ち、「自然の宝庫」と称されています。
群馬県では、そのような尾瀬を優れた「環境教育の場」と考えています。そこで、群馬県では、感性の豊かな群馬の子供達が一度は尾瀬を訪れ、ガイドを伴った少人数のグループによる質の高い自然体験を通して、身近な自然を守ることの大切さ、ひいては地球の環境を守ることの大切さを学んでもらいたい、さらに、ふるさとを愛する心を育んでもらいたいと願い、平成20年度に尾瀬学校補助金を創設し、尾瀬学校の実施を推進しています。